能楽

NOHGAKU

奈良時代から芸能が栄えた、
肥沃な土地

日本では、五穀豊穣を神に祈り人々が集うコミュニティは、稲作と共に発展しました。肥沃な土と豊かな水に恵まれ稲作に適した播磨では、奈良時代にはすでに、能の前身とも言える猿楽や田楽が盛んだったといわれます。今でも敷地内に能舞台が残る寺社もあり、加西市では「加西能」と称して子どもたちに能を教えています。酒を題材としたものも多く、日本酒とも縁の深い深い能。今月は、播磨の能楽と出会う旅です。

旅について

About the trip

能から見る播磨

観世流 シテ方 能楽師 藤井丈雄さん インタビュー内対談:福王流 ワキ方 江崎家 十二世 江崎欽次朗さん

シテ方藤井丈雄さんに能についてのお話をお聴きした後、対談では、室町時代から播磨でワキ方能楽師として活躍される江崎家の江崎欽次郎さんに、播磨における能についてお話し頂きます。

旅の詳細情報はこちら

旅の支度

Tutorial events

能とは何か?まずは鑑賞のポイントを学びます

日本を象徴する文化として海外にも根強いファンを持つ能。舞踊と音楽と演劇が一体化した芸能として知られ、その美しさと神秘性は、国内外を問わず一度知ると興味が尽きることがないとか。日本人にとっても、実は、アイデンティティの一部ともいえるほど日常に入りこんでいる能について、まずはポイントを押さえておきましょう。

※事前イベントは、オンラインビデオ会議アプリ「Zoom」を活用して行います。

旅の当日

On the day

由緒ある播磨の能舞台に足を運びます

さあ、いよいよ旅当日。播磨の中でも能の題材にも取り上げられている高砂神社に、藤井丈雄先生を訪ねます。

特別に楽屋内で能について学んだ後は、いよいよ能舞台を鑑賞

今回は特別に楽屋内に入らせていただき、能について、またまさにここ高砂の地を謡った謡曲「高砂」についてのお話を伺います。楽屋では、滅多に見ることのできない能衣装を間近で拝見し、藤井先生自らにご説明頂きます。オンライン鑑賞の方には、藤井先生に加えて、播磨地域と能の関係に詳しいワキ方江崎先生との対談インタビューをお楽しみ下さい(現地参加の方は、後日アーカイブでご覧いただけます)。さあ、今まで遠い存在だった能を、今日は身近に感じることができるでしょうか。

旅の記憶

Memory

今日の旅を「朔」だけのカタチにしてお届け

謡曲「高砂」で知られる「相生の松」をポストカードにしてお届けします。この曲が謡い上げる美しい情景が旅の記憶を彩ることでしょう。

お土産

テキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入ります

語り手

Host

藤井丈雄さん

観世流 シテ方 能楽師
(インタビュー内対談:福王流 ワキ方 江崎家 十二世 江崎欽次朗)

1975年、藤井家の四代目として生まれる。3歳にて仕舞 「老松」で初舞台。以降、子方(コカタ)として活動する。2003年に同流の研修生を修了し、シテ方として本格始動。カルチャー教室及び私設の教室の指導や、海外公演を含む能楽公演の主催、及び出演多数。 S N Sでの発信やワークショップ、こども教室にも取り組み、広く能楽に親しんでもらおうと様々な活動を精力的に続けている。 公益社団法人 能楽協会会員 神戸支部所属/コープこうべ生活文化センター 講師/神戸新聞カルチャー 六甲K C C 講師/N H K文化センター高松教室 講師

インタビュー内対談:江崎欽次朗さん
昭和48年(1973)、兵庫県姫路市生まれ、同市在住。江崎家は元禄年間(1688~1704)から続く姫路藩お抱え能役者の家柄。十一世江崎正左衛門康雄の長男として生まれ、幼少時より父に師事。平成26年(2014)、重要無形文化財総合指定保持者に認定される。平成27年(2015)3月、江崎家当主を継承し、十二世欽次朗を襲名。能の解説マンガの制作、能楽子ども教室の開催など、能の魅力を幅広く伝える活動にも積極的に取り組む。 能楽協会神戸支部常議員。

「板に付く」「ノリが悪い」は、能からきたことばです。

今の日本では、能は日常からは遠い存在になっていますが、実は、私たちは身近な所で能と触れています。たとえば、言葉。「初心忘るべからず」「ノリが悪い」「板に付く」などは、能から来た言葉なんです。結婚式で新郎新婦が座る場所を「高砂」と呼ぶのも、縁起物とされる能「高砂」にあやかったもの。能には、日本の神話はもちろん、誰もが知っている歴史上の人物や観光地も数多く登場するのです。「舞踊・音楽・演劇が一体となった舞台芸術」といわれる能楽は、鉄道も車もテレビもインターネットもなかった時代に、ビリビリするような臨場感ある音楽を生で聴き、どんな所へも魂を瞬間移動することができる、フェスとどこでもドアを合わせたようなもの。旅行のような役目も担っていたのかもしれません。室町時代に、能の発案者である観阿弥世阿弥父子が足利義満の庇護を受けて以来、武家の嗜みとして発展した能は、大名や有力者のサロン的な役割も果たしていました。そのため、能には、今でも江戸時代までの藩に端を発する地方文化が息づいています。酒をテーマとした曲も多く、日本酒をハブとした日本のローカルリベラルアーツを旅する「朔」は、能の世界とすっと馴染むと感じました。私自身お酒が大好きということもあるかもしれませんが(笑)。「朔」のこれからがとても楽しみです。



インタビューを見る

案内役

Conductor

日本語

庄司 英生

株式会社みたて 代表取締役

能楽

NOHGAKU

奈良時代から芸能が栄えた、肥沃な土地

日本では、五穀豊穣を神に祈り人々が集うコミュニティは、稲作と共に発展しました。肥沃な土と豊かな水に恵まれ稲作に適した播磨では、奈良時代にはすでに、能の前身とも言える猿楽や田楽が盛んだったといわれます。今でも敷地内に能舞台が残る寺社もあり、加西市では「加西能」と称して子どもたちに能を教えています。酒を題材としたものも多く、日本酒とも縁の深い深い能。今月は、播磨の能楽と出会う旅です。

旅について

About the trip

能から見る播磨

観世流 シテ方 能楽師 藤井丈雄さん
インタビュー内対談:福王流 ワキ方 江崎家 十二世 江崎欽次朗さん

シテ方藤井丈雄さんに能についてのお話をお聴きした後、対談では、室町時代から播磨でワキ方能楽師として活躍される江崎家の江崎欽次郎さんに、播磨における能についてお話し頂きます。

日時

2021.07.18(日)

15:00~16:30

場所

兵庫県高砂市 高砂神社

語り手

観世流 シテ方 能楽師 藤井丈雄さん
インタビュー内対談:福王流 ワキ方 能楽師 江崎家 十二世 江崎欽次朗さん

有名な謡曲「高砂」の舞台である高砂神社を訪ね、能についてお話を伺います。

旅の支度

Tutorials

能とは何か?まずは鑑賞のポイントを学びます

日本を象徴する文化として海外にも根強いファンを持つ能。舞踊と音楽と演劇が一体化した芸能として知られ、その美しさと神秘性は、国内外を問わず一度知ると興味が尽きることがないとか。日本人にとっても、実は、アイデンティティの一部ともいえるほど日常に入りこんでいる能について、まずはポイントを押さえておきましょう。

※事前イベントは、オンラインビデオ会議アプリ「Zoom」を活用して行います。

旅の当日

On the day

由緒ある播磨の能舞台に足を運びます

さあ、いよいよ旅当日。播磨の中でも能の題材にも取り上げられている高砂神社に、藤井丈雄先生を訪ねます。

特別に楽屋内で能について学んだ後は、いよいよ能舞台を鑑賞

今回は特別に楽屋内に入らせていただき、能について、またまさにここ高砂の地を謡った謡曲「高砂」についてのお話を伺います。楽屋では、滅多に見ることのできない能衣装を間近で拝見し、藤井先生自らにご説明頂きます。オンライン鑑賞の方には、藤井先生に加えて、播磨地域と能の関係に詳しいワキ方江崎先生との対談インタビューをお楽しみ下さい(現地参加の方は、後日アーカイブでご覧いただけます)。さあ、今まで遠い存在だった能を、今日は身近に感じることができるでしょうか。

旅の記憶

reflection

今日の旅を「朔」だけのカタチにしてお届け

謡曲「高砂」で知られる「相生の松」をポストカードにしてお届けします。この曲が謡い上げる美しい情景が旅の記憶を彩ることでしょう。

お土産

テキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入ります

語り手

Host

藤井丈雄さん

観世流 シテ方 能楽師

インタビューを見る



1975年、藤井家の四代目として生まれる。3歳にて仕舞 「老松」で初舞台。以降、子方(コカタ)として活動する。2003年に同流の研修生を修了し、シテ方として本格始動。カルチャー教室及び私設の教室の指導や、海外公演を含む能楽公演の主催、及び出演多数。 S N Sでの発信やワークショップ、こども教室にも取り組み、広く能楽に親しんでもらおうと様々な活動を精力的に続けている。 公益社団法人 能楽協会会員 神戸支部所属/コープこうべ生活文化センター 講師/神戸新聞カルチャー 六甲K C C 講師/N H K文化センター高松教室 講師

インタビュー内対談:福王流 ワキ方 江崎家 十二世 江崎欽次朗さん
昭和48年(1973)、兵庫県姫路市生まれ、同市在住。江崎家は元禄年間(1688~1704)から続く姫路藩お抱え能役者の家柄。十一世江崎正左衛門康雄の長男として生まれ、幼少時より父に師事。平成26年(2014)、重要無形文化財総合指定保持者に認定される。平成27年(2015)3月、江崎家当主を継承し、十二世欽次朗を襲名。能の解説マンガの制作、能楽子ども教室の開催など、能の魅力を幅広く伝える活動にも積極的に取り組む。 能楽協会神戸支部常議員。

「板に付く」「ノリが悪い」は、能からきたことばです。

今の日本では、能は日常からは遠い存在になっていますが、実は、私たちは身近な所で能と触れています。たとえば、言葉。「初心忘るべからず」「ノリが悪い」「板に付く」などは、能から来た言葉なんです。結婚式で新郎新婦が座る場所を「高砂」と呼ぶのも、縁起物とされる能「高砂」にあやかったもの。能には、日本の神話はもちろん、誰もが知っている歴史上の人物や観光地も数多く登場するのです。「舞踊・音楽・演劇が一体となった舞台芸術」といわれる能楽は、鉄道も車もテレビもインターネットもなかった時代に、ビリビリするような臨場感ある音楽を生で聴き、どんな所へも魂を瞬間移動することができる、フェスとどこでもドアを合わせたようなもの。旅行のような役目も担っていたのかもしれません。室町時代に、能の発案者である観阿弥世阿弥父子が足利義満の庇護を受けて以来、武家の嗜みとして発展した能は、大名や有力者のサロン的な役割も果たしていました。そのため、能には、今でも江戸時代までの藩に端を発する地方文化が息づいています。酒をテーマとした曲も多く、日本酒をハブとした日本のローカルリベラルアーツを旅する「朔」は、能の世界とすっと馴染むと感じました。私自身お酒が大好きということもあるかもしれませんが(笑)。「朔」のこれからがとても楽しみです。

案内役

Conductor

日本語

庄司 英生

株式会社みたて 代表取締役

日本語