陶芸

TOUGEI

人、土、水、焔。同じものは二つとない。

昔から、著名な陶芸の生産地は、陶芸に適した良い土が出る土地の近くにあるといわれます。人の指先の繊細な感覚と土、そして最後は焼き上げる焔が仕上げる、陶芸。今月は、「山田錦」産地の中でも特別な「特A地区」である兵庫県加東市東条に父親の代から窯を構え、「山田錦」を育てる田圃の土と藁にこだわって酒器を作り続ける陶芸家・藤村拓太さんを訪ねる旅。「山田錦」を育んだ土と藁が生み出す世界とは。

旅について

About the trip

土が語る風土

陶芸家 東条秋津窯 藤村拓太さん

父親の代から窯を構える兵庫県加東市に生まれ育ち、窯元の兄・藤村元太さんと共に、東条秋津窯で作陶を続ける藤村拓太さん。東条は、神戸市から1時間程度という利便な地でありながら、東条湖湖畔には別荘が立ち並び、丹波篠山・立杭焼の窯元にもほど近い、風光明媚な土地です。この地で、この風土に育った自分だからできる作品作りにこだわり、地域の特産品である、酒米「山田錦」の田圃の土と藁を使って作陶する、陶芸家・藤村拓太さんを湖畔の窯に訪ねます。

旅の詳細情報はこちら

旅の支度

Tutorial events

陶芸の基礎知識と風土との関わり

日々身近に陶器ですが、その歴史や、製法について触れる機会は多くはありません。「釉薬」「藁灰」など、基礎的な用語についても共に学んでいきましょう。また、陶器と風土にはどのような関わりがあるのか、藤村さんが修行した唐津の焼き物とはどのようなものか、陶芸とローカルカルチャーの関わり合いにも興味の裾野を広げ、旅の準備をしましょう。

※事前イベントは、オンラインビデオ会議アプリ「Zoom」を活用して行います。

旅の当日

On the day

「山田錦」の土と酒器

「山田錦」の産地に、陶芸家の父親と共に移り住み、一家で作陶を続ける藤村さん。「山田錦」を育てた土と藁で作る酒器が生まれた背景にあるものとは。生まれ育った東条でのエピソードや、陶芸への思いをお聞きします。

藤村さんの作陶工程を見学

地元でも少しずつ知られる存在となっている、「山田錦」を育てた土と藁灰で作る酒器。滅多に見られない作陶工程を見学するツアータイムです。田圃の土を陶芸に適した土にするための工夫とは?

旅の記憶

Memory

「朔」の酒米が育った土で作る酒器

世界にたった一つしかない、今年の「朔」の酒米を育てた土。その土と藁灰釉で「山田錦」産地の陶芸家が作る、「朔」オリジナル酒器をお届けします。

お土産

テキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入ります

語り手

Host

藤村拓太さん

陶芸家

1981年12月14日生まれ。京都府立陶工高等技術専門校を卒業後、佐賀県唐津、唐津焼の一種である朝鮮唐津(ちょうせんがらつ)・故中川自然坊氏に師事。登り窯を使用した土の力強さを活かしたシンプルで飾り気のない素直な作品を得意とする。地域に根ざした作品作りを志し、加東市の酒米「山田錦」農家の協力のもと、加東市の特産品である「酒米山田錦」を育てた田圃の土と「山田錦」の藁を使った酒器を考案。『温故知新』を信条に、自然美と人の手のぬくもりを宿した器作りを続けている。

きれいな陶器には惹かれない。土の手触りを表現したい。

幼い頃から、陶芸家である父の背中を見て育ちました。寡黙な父から陶芸について何か聞いたことはありませんでしたが、父が、ここ秋津の地の土や植物にこだわり、この辺のススキの灰、隣町の社(ヤシロ)の桃の木の灰など、何種類もの灰を分けて使っていたことはよく覚えています。 私が生まれた頃に芦屋から引っ越してきて、父がこの東条に窯を構えました。 近所に住んでいた姉妹と5歳上の兄がよく遊んでくれました。この頃遊んでくれていた姉妹は、今でも僕の活動を応援してくれています。 僕は、きれいな陶器には惹かれなくて、荒っぽい土で作る素朴なものが好きです。陶芸の専門学校を卒業した後、唐津焼で知られる佐賀県唐津で修行したのも、藁灰と黒飴釉で表現する故・中川自然坊窯の色合いに惹かれたからでした。  陶芸は、人の力だけでは完成しません。材料となる土、釉薬、そして最後は焼き上げる焔と灰。窯に入れた後は、焔に任せるしかないのです。それは、人の力を超えたもの。生まれ育った東条の地で、自分にしか出来ない作品作りとは何か。突き詰めた結果、出会ったのが、酒米「山田錦」の特A産地であるこの土地の土の物語を、酒器にすることでした。同じ「山田錦」でも、他の土地で育てている農家さんからは「うちの土はこんなに粘り気はない」と言われます。僕も初めて山田錦の田んぼの土を触った時には驚いたのですが、焼き物の土ではないのに、粘り気があって栄養価の高い土でした。この土が僕の指先に伝えてくれることを、なんとしても酒器に表現したい。この土地に生まれ育った陶芸家として。そして、山田錦の土と藁で作った酒器で、「山田錦」で作られた「朔」のお酒を飲んで頂けたら、陶芸家としてこんなに嬉しいことはありません。



インタビューを見る

案内役

Conductor

日本語

庄司 英生

株式会社みたて 代表取締役

陶芸

TOUGEI

人、土、水、焔。同じものは二つとない。

昔から、著名な陶芸の生産地は、陶芸に適した良い土が出る土地の近くにあるといわれます。人の指先の繊細な感覚と土、そして最後は焼き上げる焔が仕上げる、陶芸。今月は、「山田錦」産地の中でも特別な「特A地区」である兵庫県加東市東条に父親の代から窯を構え、「山田錦」を育てる田圃の土と藁にこだわって酒器を作り続ける陶芸家・藤村拓太さんを訪ねる旅。「山田錦」を育んだ土と藁が生み出す世界とは。

旅について

About the trip

土が語る風土

陶芸家 東条秋津窯 藤村拓太さん

父親の代から窯を構える兵庫県加東市に生まれ育ち、窯元の兄・藤村元太さんと共に、東条秋津窯で作陶を続ける藤村拓太さん。東条は、神戸市から1時間程度という利便な地でありながら、東条湖湖畔には別荘が立ち並び、丹波篠山・立杭焼の窯元にもほど近い、風光明媚な土地です。この地で、この風土に育った自分だからできる作品作りにこだわり、地域の特産品である、酒米「山田錦」の田圃の土と藁を使って作陶する、陶芸家・藤村拓太さんを湖畔の窯に訪ねます。

日時

2022.1.22(土)

15:00~16:30

場所

兵庫県加東市東条

語り手

藤村拓太さん

陶芸家・藤村拓太さんを、湖畔の窯に訪ねます。

旅の支度

Tutorials

陶芸の基礎知識と風土との関わり

日々身近に陶器ですが、その歴史や、製法について触れる機会は多くはありません。「釉薬」「藁灰」など、基礎的な用語についても共に学んでいきましょう。また、陶器と風土にはどのような関わりがあるのか、藤村さんが修行した唐津の焼き物とはどのようなものか、陶芸とローカルカルチャーの関わり合いにも興味の裾野を広げ、旅の準備をしましょう。

※事前イベントは、オンラインビデオ会議アプリ「Zoom」を活用して行います。

旅の当日

On the day

「山田錦」の土と酒器

「山田錦」の産地に、陶芸家の父親と共に移り住み、一家で作陶を続ける藤村さん。「山田錦」を育てた土と藁で作る酒器が生まれた背景にあるものとは。生まれ育った東条でのエピソードや、陶芸への思いをお聞きします。

藤村さんの作陶工程を見学

地元でも少しずつ知られる存在となっている、「山田錦」を育てた土と藁灰で作る酒器。滅多に見られない作陶工程を見学するツアータイムです。田圃の土を陶芸に適した土にするための工夫とは?

旅の記憶

reflection

「朔」の酒米が育った土で作る酒器

世界にたった一つしかない、今年の「朔」の酒米を育てた土。その土と藁灰釉で「山田錦」産地の陶芸家が作る、「朔」オリジナル酒器をお届けします。

お土産

テキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入りますテキストが入ります

語り手

Host

藤村拓太

陶芸家

インタビューを見る

1981年12月14日生まれ。京都府立陶工高等技術専門校を卒業後、佐賀県唐津、唐津焼の一種である朝鮮唐津(ちょうせんがらつ)・故中川自然坊氏に師事。登り窯を使用した土の力強さを活かしたシンプルで飾り気のない素直な作品を得意とする。地域に根ざした作品作りを志し、加東市の酒米「山田錦」農家の協力のもと、加東市の特産品である「酒米山田錦」を育てた田圃の土と「山田錦」の藁を使った酒器を考案。『温故知新』を信条に、自然美と人の手のぬくもりを宿した器作りを続けている。

きれいな陶器には惹かれない。土の手触りを表現したい。

幼い頃から、陶芸家である父の背中を見て育ちました。寡黙な父から陶芸について何か聞いたことはありませんでしたが、父が、ここ秋津の地の土や植物にこだわり、この辺のススキの灰、隣町の社(ヤシロ)の桃の木の灰など、何種類もの灰を分けて使っていたことはよく覚えています。 私が生まれた頃に芦屋から引っ越してきて、父がこの東条に窯を構えました。 近所に住んでいた姉妹と5歳上の兄がよく遊んでくれました。この頃遊んでくれていた姉妹は、今でも僕の活動を応援してくれています。 僕は、きれいな陶器には惹かれなくて、荒っぽい土で作る素朴なものが好きです。陶芸の専門学校を卒業した後、唐津焼で知られる佐賀県唐津で修行したのも、藁灰と黒飴釉で表現する故・中川自然坊窯の色合いに惹かれたからでした。  陶芸は、人の力だけでは完成しません。材料となる土、釉薬、そして最後は焼き上げる焔と灰。窯に入れた後は、焔に任せるしかないのです。それは、人の力を超えたもの。生まれ育った東条の地で、自分にしか出来ない作品作りとは何か。突き詰めた結果、出会ったのが、酒米「山田錦」の特A産地であるこの土地の土の物語を、酒器にすることでした。同じ「山田錦」でも、他の土地で育てている農家さんからは「うちの土はこんなに粘り気はない」と言われます。僕も初めて山田錦の田んぼの土を触った時には驚いたのですが、焼き物の土ではないのに、粘り気があって栄養価の高い土でした。この土が僕の指先に伝えてくれることを、なんとしても酒器に表現したい。この土地に生まれ育った陶芸家として。そして、山田錦の土と藁で作った酒器で、「山田錦」で作られた「朔」のお酒を飲んで頂けたら、陶芸家としてこんなに嬉しいことはありません。

案内役

Conductor

日本語

庄司 英生

株式会社みたて 代表取締役

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